昨日の朝日新聞に、
がん患者が新薬を使う場合の医療費負担が大きすぎる、という記事が載っていた。
月に何十万円というお金を使う場合もあり、
障害や難病の認定を受けられないため、補助金もなかなか得られないのだという。

風邪もがんも、病気はすべて一律に本人3割負担という保険設定を見直すべきでは、
という意見も出ていた。

風邪とがん。
今や、どちらも多くの人がかかるポピュラーな病気なってしまった。
もちろん、深刻度の違いは比べようもないけれど。

今の日本は、いろんな問題を「ただの風邪だ」と思いこんで、
即効性のある薬や注射をバンバン投与しているように見える。

でも、それらの多くは「風邪」じゃなくて、
長年の体制や習慣の積み重ねの結果、よからぬ方向に増殖してきた「がん」であって、
だからこそ、長期戦で本腰を入れて戦っていかないと、治らないのではないか。


冒頭の記事を読んだ場所は、某医大附属病院の待合室。
定期健診で朝早く出かけたのに、既に待合室には多くの人、人、人。

風邪もひかず、がんにもならず、健やかに生き続けるのはなかなか大変なことだ。










土曜日の夕方、仕事仲間のhさんちで、恒例の集いがあった。

3〜4年前に自然発生的に始まった食事会で、
メニューも時間も参加者も、その時によっていろいろ。
早く帰る人もいれば、遅れてくる人もいるし、
準備や片付けをせっせとやる人もいれば、そうじゃない人も(・・・私のことか?)


料理番長!のuさんを中心とした料理隊が、
毎回腕をふるってくれるので、
食事はいつもおいしいものをいただいている。

しゃきっとした新鮮な生野菜。
スパイスが効いたオリジナルのドレッシング。
男子が作るラフな肉料理や炒めもの。
土鍋で焚かれたほかほかのごはん。

気分良く作られた食べものを、気分良くいただくと、
生きると食べるとは同義語だと、しみじみ思う。

昨日も初対面の方が大人ふたり。子どもひとり。
みなさん、気負いのない素敵な方々で、
何の違和感もなく、hさんちのリビングの風景に溶け込んでいた。

回を重ねるごとに、人も場も熟してきているような気がする。
ワインみたい。

hさん&ご主人、これからもよろしくねっ。































電車での移動が増えてから、駅で文庫本を買うことが増えた。
雑誌に比べて価格は高いけれど、何度も読めるしコンパクトだし。

ただし、電車が発車する前のわずかな時間に、
売店で急いで買うので選択肢は少ない。

でもコンビニと一緒で、
ホームの売店に並べられている商品って
売れ筋が厳選されているように思うので、
意外と掘り出し物の本が見つかる。

これもそんな一冊
「お金がなくても平気なフランス人。
お金があっても不安な日本人」。
吉村葉子著

日本とフランスの国民性や政策の違いもあるから、
すべて受け入れられるわではない。
でも質素に心地よく暮らす小さなアイデア満載で、
なかなか使える一冊だ。

目下のお気に入りは、
フランスパンに板チョコを挟むだけのおやつ、バゲッド・オ・ショコラ。
朝はこれをチーズに代えて食べている。

そういえば、駅の売店で板チョコを買おうとしたら、売っていなかった。
棚にあるのは、小粒のチョコレート類が中心で、個別包装のものが多かった。
電車の中で板チョコを割って食べたら、手が汚れるから売れないのかな。

そいういう細かな部分への気配りも、日本ならではなのかも。









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1980年代後半から、広告企画、雑誌編集、占い鑑定など、主に文章を書く仕事に携わっています。最近は、医療系の国家資格も活用中。すべての仕事の根底にあるのは、「その人の物語に寄り添う」こと。スピッツの音楽と草花をこよなく愛する日々。
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