JUGEMテーマ:オススメの本
 
西原理恵子さん。
年下だけど「さん」と呼びたい好きな作家さんだ。

「女の子ものがたり」は、
映画も観ていないので
このマンガで読むのが初めて。

彼女のマンガには綺麗事はひとつもなく、
でも、なぜだろう。
読んでいくうちに心が澄んでいく。

世の中という川には、
どうしうようもないことが
プカプカといっぱい浮いていて、
私たちはそれを避けながら、
自分の船を漕いでいく。

でも時には、
その、どうしようもないことにぶつかり、
船の進路を誤ったり、
船がひっくりかえったりする。

その時のかっこ悪さも
お互いに見せ合っているのが、
この物語に出てくる女の子たちだ。
傷をなめ合うでもなく、
慰め合うでもなく、淡々と。

今やすっかり有名なった西原さんに、
彼女たちはその気になれば
昔の仲間じゃん、と助けを乞うことができる。
でも彼女たちはそういうこともせず、
自らの世界で淡々と生きているような気がした。

もう こんな ともだちは 一生 できないと 思う 

ラストページのひとことだ。

西原さんのマンガはどれも、
ときどき読み返したくなる。











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1980年代後半から、広告企画、雑誌編集、占い鑑定など、主に文章を書く仕事に携わっています。最近は、医療系の国家資格も活用中。すべての仕事の根底にあるのは、「その人の物語に寄り添う」こと。スピッツの音楽と草花をこよなく愛する日々。
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