JUGEMテーマ:日常

 

数年前に使っていた手帳。

お気に入りの水彩画風のポストカードをカバーにしていた。

 

 

ソメイヨシノが満開の頃に始まった

「緊急事態宣言」から一ヶ月以上が過ぎた。

 

お正月気分も抜けない頃に始まったコロナの国難は、

あっという間に春を突き抜けて

気がつけば初夏となった今もその勢いが収まらない。

 

最近、ネットやマスメディアで多くの人々が

「もう、以前の社会、生活には戻れない(戻らない)」と口にしている。

 

「もう、戻れない」という表現には、どこかしら未練と哀愁がある。

心のどこかでは、

コロナ騒動以前の社会の有様や自分の暮らしに、

ホントは戻りたいなぁ、あの頃はよかったなぁという、センチメンタルな気分。

後ろ髪を引かれながら、それでも自分を奮い立たせて前を向く、ような。

 

「もう、戻らない」という表現になると、ニュアンスはがらっと変わる。

コロナ騒動以前の社会の有様や自分の暮らしを肯定し、

平穏だった日々に感謝しつつも、

それはもう「過去」なのだと認めて潔く受け入れる。

大切な思い出の箱にきちんと蓋をしてリボンをかけ、

それを小脇に抱えつつ前を向く…というか。

 

 

だから「戻れない」と「戻らない」の違いは大きいと思う。

 

そして「戻れない」と「戻らない」の狭間でふらふら揺れている自分がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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1980年代後半から、広告企画、雑誌編集、占い鑑定など、主に文章を書く仕事に携わっています。最近は、医療系の国家資格も活用中。すべての仕事の根底にあるのは、「その人の物語に寄り添う」こと。スピッツの音楽と草花をこよなく愛する日々。
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