今日からリオオリンピック。

だからというわけではないけれど、

世界の「今」を知るのに興味深く読めた2冊。

 

●「絶対貧困 世界リアル貧困学講義」石井光太著

 

世界各地の様々な問題が浮上している昨今に、

この本はとても印象に残った。

 

世界人口約67億人のうち、

1日をわずか1ドル以下で暮らす人々が12億人もいるという。

だからといって、彼らの生活を「可哀想」「気の毒に」…

という画一的な視点だけでは捉えていないのが作者の凄いところ。

彼らは逞しく稼ぎ、恋をし、子どもを産み育てている。

 

そんな現実が淡々と描かれている。

売春婦の人種にもヒエラルキーがある、物売りと物乞いの違いなど、

びっくりするような事実も多かったけど、

驚くこと、知ることから、始まる何かがあるのではないかしら。

 

 

もう一冊は

 

●「990円のジーンズがつくられているのはなぜ?

  ファストファッションの工場で起こっていること」

長田華子著

 

世界の縫製工場といわれるバングラディッシュの実情が

わかりやすく書かれている

 

手先が器用でまじめなバングラディッシュの女性たちは

月給4,000円でH&M、GAP、ユニクロなどの服を作っている。

 

劣悪な環境で働く彼女たちが可哀想、

だからこれらのブランドの服を買うのをやめよう、というのではない。

服が売れなくなれば、彼女たちの生活も困窮してしまうのだ。

 

そしてこれらの大量生産された服は、

大量のゴミと化してそれも社会問題になっている。

 

安価な服を気軽に買う、次から次へと買い替える。

そんなライフスタイルを見直す必要もある。

 

 

 

 

 

 

 

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1980年代後半から、広告企画、雑誌編集、占い鑑定など、主に文章を書く仕事に携わっています。最近は、医療系の国家資格も活用中。すべての仕事の根底にあるのは、「その人の物語に寄り添う」こと。スピッツの音楽と草花をこよなく愛する日々。
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