先日、病院待合室の週刊誌で読んだ、99歳の女性の自死の記事が印象に残っている。

その方は家族との関係も良好で心身ともに健やかだったそう。
ただ、歳をとるにつれて長寿の秘訣をあちこちで聞かれたり、褒められたりするのが嫌だったとか。
そして、同世代の友人知人が誰もいない、という強い孤独にさいなまれていたという。
だから、100歳になる前に死ぬのだと周りにも言っていたらしい。

若い人から見たら80歳も100歳も変わらないが、実は20歳と40歳の年齢差。
デイサービスに行ったり、施設に入っても、彼女と同じ時代感覚をもつ人は少なかったのではないか。

同世代の人たちがどんどん亡くなっていく中でひとり生き続けるって
夕方の公園の砂場みたいなものだと思う。
一人、また一人と砂場から去っていくのに、いつまでも一人でそこに居る、みたいな。。。
自分の寿命はまったくわからないけれど、
日が暮れてきたら、他の子と同じようにバイバイと手を振って砂場を去る。
そうなりたいなと思う。





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1980年代後半から、広告企画、雑誌編集、占い鑑定など、主に文章を書く仕事に携わっています。最近は、医療系の国家資格も活用中。すべての仕事の根底にあるのは、「その人の物語に寄り添う」こと。スピッツの音楽と草花をこよなく愛する日々。
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