JUGEMテーマ:日常
ガーデニングというほどメルヘンでもないし(汗)
多肉や観葉にこだわるお洒落派?でもない。
単に好きな植物の日々の成長を眺めて、
みずみずしい葉や
可憐に咲いた花に触れるのが好きで、
趣味のひとつに「草花」を挙げている。
今年で8年目になるわが家の細長い花壇に、
グランドカバーとして
ワイヤープランツを植えたのは3年前。
指先に乗るほどの
小さな丸い葉っぱが可愛い苗だった。
たしか一年前の今頃までは、
適当にカットして
花壇のバランスをとっていたのだが、
それ以降、仕事が忙しくなったり
外出する機会が多かったりで、
花壇に手をかける時間が急に減ってしまった。
それでも冬になれば植物の勢いが落ちるので、
まあ何もしなくてもいいか…と
思っていたのだけれど。
花壇は南向きで日当たりが良いせいか、
冬だというのに
急にワイヤープランツが勢いを増して、
バラの枝やクリスマスローズの葉を
覆ってしまうようになった。
これでは見た目もよくないし、
花壇が手入れされていない家は、
不審者が侵入しやすいと聞いた。
ネットで調べたら、
ワイヤープランツは「木」であり、
地植えにするとどんどん繁殖して
建物を覆ってしまうこともある…。
ええっ?
そこで今朝、思い切って
イヤープランツの撤去に乗り出し、
まず表面の枝と葉を切り落とした。
家庭用ごみ袋4つ分。
冬なのに汗ばむほどの肉体労働…。
しかし、まだ土の表面と土の中には
固い枝と強い根がぎっしり残っている。
これを撤去しないことには、
新しい植物も植えられない。
ワイヤープランツの一部は、
窓枠のサッシの下にも食い込んでいて、
なんだか怖かった…。
もっと歳をとって
花壇の手入れができなくなったり、
空き家になってしまったら、
あっという間に家は植物に覆われてしまう。
動物より植物のほうが手がかからない
…なんて思っていたら大間違い。
人間も動物も植物も。
とにかく「生きているもの」には
愛情を注いで、手をかけ、
目をかけてあげなくては、
思い通りには育たない。
生い茂るワイヤープランツと格闘して、
つくづくそう思ったのでした。