※ちょっと重い話を書いたので画像は明るくしてみました!
月1回のタロット占い講座では、
わたしが作るいろんな占い相談サンプルをもとに
(※あくまでフェイクです)
生徒さんが展開したカードを読む練習をするのだが、
ある生徒さんの発言に、なるほどと思った。
「恋愛や仕事の相談なら、
うまくいかなければ、別れて次の恋を、転職して違う仕事を、
…というリーディングやアドバイスができるけど、
親子関係は、次に行くことができないから難しい問題ですね」。
たしかに。
家族の中でも夫婦なら別れれば他人になる。
でも、親子と兄弟はそうはいかない。
最近は超高齢化社会を反映して
親の介護にまつわる
親子関係や兄弟姉妹関係のご相談が増えている。
「次に行けない」問題だから袋小路に入りやすいのだが、
そんな時こそ前回のブログに書いたように、
「ほどよい距離をおく」ことが解決策につながると思う。
「毎日、家で介護していて、距離を置くなんてできない、
母は施設に入らないと言い張っているし」…と悩んでいた方がいた。
ところが、その方はストレスもあったのか
生死にかかわる急病を発症して入院。
そして状況は一転。
身内の方が母親の施設入居の手続きを済ませていて、
ご本人が退院した時は、
介護から距離を置いて、
自身の療養に専念できるようになっていた。
これはちょっと極端な例だが、
「次に行けない」難しい家族関係の問題でも、
考え方次第で、
その問題を軽減することはできるのではないか?と思うこの頃だ。